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代表的な看護師のキャリアパスを4つ紹介!

4つのキャリアパス

4つのキャリアパス

働き方が多様化しているからこそしっかり考えるべき

転換期を迎えている今だからこそ、今後どのような働き方を選択するのかをしっかりと考えておかなければなりません。国家資格を取得している看護師は働く場所を問わないので、幅広い選択肢の中から選ぶことが可能です。看護師のキャリアパスとして代表的な例を4つ紹介するので参考にしてください。

病棟でキャリアを積むパターン

看護師のキャリアパスとして一般的なのがこのパターンです。病棟でキャリアを積むパターンには2つのコースがあります。まずは管理者を目指すコースです。新人1年目は仕事を覚え、2年目はスムーズに業務が遂行できることを目指し、3年目はプリセプターとして後輩を指導し、その後は主任、看護師長、看護部長と昇進していくコースです。管理者としてキャリアアップを目指すので、看護師としての知識や技術だけではなく、調整能力や指導力なども必要です。
もうひとつが看護師としてのスキルを積むコースです。特定の分野の経験を積み、認定看護師や専門看護師の資格を取得して現場のスペシャリストを目指します。高いスキルを持っているためリーダーとして病棟を任せられることもありますが、主任や看護師長を目指すのではなく好きな分野をとことん極めていくパターンなので、技術的な面を指導することが多いです。特定分野は認定看護師で21分野、専門看護師で13分野と幅が広いため、自分のスキルを極めたい人に向いています。

地域医療を支える看護師として活躍するパターン

訪問看護師やクリニック勤務など地域に密着した場所で看護業務を行うパターンです。地域のクリニックではひとつの専門分野に特化して診療していることが多いので、専門知識を深めたい人におすすめです。一方、近年ニーズが高い訪問看護師ですが、看護師のスキルだけではなく介護の知識も必要になるため、より幅広い知識を習得できます。中にはケアマネジャーなど介護領域の資格を取得してキャリアアップを目指している人もいます。介護の資格を取得すれば看護師だけではなく介護職としても働くことが可能なので、職場選択の幅がさらに広がります。

指導者として育成するパターン

現場で積んだ経験を活かして大学で教員になったり、研究職に就いたりするパターンです。医療の現場から遠ざかってしまうため、技術の進歩スピードは緩やかになってしまいますが、これからの看護業界を担う立場に就くため、大きなやりがいを感じられます。

海外で働くパターン

青年海外協力隊などに参加して発展途上国で看護師として働いたり、海外の大学や研究所などで研鑽を積むパターンです。言葉や習慣が違うため大変なことも多いのですが、「とにかく海外で働きたい」という気持ちを持っている人がこのパターンを選ぶようです。

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